東京友禅の神髄である極みと感性が冴える、染めにこだわりました。
東京で本格的に友禅が染められるようになったのは、明治維新後のことです。
東京が首都として政治経済の中心になり、花柳界が盛況になって、芸者さんの
晴れ着から始まりました。やがて、はんなりした京友禅にあきたらず、東京の
風土に合ったきりりとした「江戸好み」のものがもとめられるようになりました。
当店が依頼しているこちらの付下げは、粋な東京友禅の神髄を追求し、着物
を美しく見せ、遠目にも模様がくっきり引き立ちます。立体的な表現と華やかで
ありながら派手にならない色使いが特徴です。
三京は、お客様の着物姿美を考えながら、日々制作にいそしんでまいりたいと
考えています。又 美しいきもの秋号に当店が掲載されますので、
ご購読宜しくお願いいたします。