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戸田の伝統文化染めた着物展示
17日から3日間
戸田市の文化財や民話を染め抜いた着物の展示会が17日から3日間、市文化会館で開かれる。1994年に制作した作品の再展示で、華やかな色留袖など11点が展示される。
着物を制作したのは、同店主の三坂功さん(56)。市内に伝わる伝統文化を市民に知ってもらおうと、市の有形文化財である川岸地区の獅子頭、稲荷木地区に伝わるキツネの嫁入りの民話などを題材に構図を選び、東京染の手法で色留袖や訪問着、帯計15点を制作した。
作品は市内などの顧客に販売されたが、愛好者からの要望もあり、三坂さんが着物を持ち主から借り集めて展示会を開くことになった。
三坂さんは「すべて一品もので文化的な価値も高い。10年以上たっても色あせない着物を見てほしい」と話している。
展示は午前10時~午後7時(最終日は午後6時)まで。
問い合わせは三京(048-441-0530)へ。